薄い上着越し、わたしの背中に小さな熱い手を感じた。

この一行を読んだ時に悟りました。

 

本日感想を書くのは

 

「夏と花火と私の死体」

乙一

集英社出版

 

 

乙一さんの本を初めて読みました。

ちょっぴり残酷な話なのに、どこか清々しく読み割りました。

 

やっぱり想像力が欲しい!

冒頭から情景をイメージするのが困難でした。

 

 

―――倉庫ほどの大きさに積み上げられた石のそれは、まるで石垣だけになった小さなお城のようだ。

 

やしろの階段、お宮、穴、花火を見る人垣

 

物語の鍵になることは分かるのだけれども、

上手くつながらない、イメージし切れないのが悔しかった、、笑

 

初めの章で殺された「わたし」の目線で最後まで描かれる話は初めて新鮮でした。

 

 

 

 

短いですが今回はこれで。